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FILCOのメカニカルキーボードを修理

time 2017/04/19

FILCOのメカニカルキーボードを修理

数年前にFILCOの茶軸キーボードを購入し愛用していました。

オンラインゲームが好きで休日は1日中プレイする時も多く、結構なヘビーユーズでしたが、少し前から「W」キーを押しても反応が鈍い、という不具合が出てくるようになってしまいました。

オンラインゲームでは、デフォルト設定でW,A,S,Dキーを移動に使うものが良くあり、その中でも前進キーに当たる「W」が最も使用頻度が高いので、一番最初に壊れてしまったようです。

他のキーは問題無く動作するので、「W」キーだけ外して交換することにしました。

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修理するキーボード

FILCO Majestouch BLACK(FKBN108M/NFB2)
2012/7/11に注文していました。使用期間は5年弱。

交換するキーはMX1A-G1NNです。ジェイダブルシステムというところから購入し、10ヶ入りで送料も含めると1480円でした。

ついでに、キー単体で売ってないか探していたら見つけた静音化リングも付けることにしました。

結果から言うと底打ち音がかなり減り、タイプした感じも違和感があまりないので付けて正解でした。

必要な工具とか

  • プラスドライバー
  • はんだゴテ、はんだ
  • はんだ吸い取り線
  • 精密ドライバー等の先端が細いもの(ツメを押して外すのに使用)

手順

分解する

まずはキートップを外します。全部外すと↓こんな感じ。

次に、裏返して裏面のネジを外します。左右と、中央の「DO NOT REMOVE」(取っちゃダメ、的な)シールの下の計3箇所にあります。

ネジを外すと上側がカパカパと外れそうになりますが、下側がツメのような形で4箇所嵌っていますので、ステンレスのスケール等でこじ開けていきます。

ツメの位置は↓のような感じです。

キーを外す

個人的にはこれが一番しんどい作業でした。はんだゴテと吸い取り線を使ってはんだを除去していきますが、全然吸い取れないんです・・・。

最後は抜け防止のツメを押しつつ、上からキー本体を押しながらはんだを溶かして強引に外しました。

新しいキーをはんだ付けする

はんだが無い状態でもツメで基板に固定されていて高さを合わせる必要も無いので楽でした。外すときと逆の手順で嵌め込み、はんだ付けします。

キートップを洗浄

ついでに埃をかぶったキートップも洗います。中性洗剤に漬けておいてもいいですが、超音波洗浄器があったのでそれを使って洗いました。

時間は適当に3分くらい。めんどくさくてまとめて入れてしまいましたが、数回に分けた方が良かったかも・・・

組み立て、完成!

キートップが乾いたら、分解したときの逆の手順で組んでいきます。私はこの時静音化リングも一緒に付けときました。

意外と簡単な作りになっているので、難なく修理できました。

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